公開日:2026年9月8日
2026年8月4日(火)、アオーレ長岡 西棟3階 協働ルームにて、長岡ベンチャー勉強会「月商3,000万円規模の社長に聞く 売れるクリエイターの思考法」を開催しました。
講師は、長岡ベンチャーの本家である豊中ベンチャー(大阪府豊中市)代表で、株式会社ウツセバ 代表取締役の佐藤尚功氏。7月にWebX2026で応援に駆けつけた、その佐藤氏を今度は長岡にお迎えする形になりました。
長岡ベンチャーには、映像・写真・WEB・デザイン・マーケティングなど、それぞれ異なる分野を得意とするクリエイターが所属しています。一方で、日常の連絡はDiscordなどオンライン中心で、仕事に対する考え方や今抱えている課題を直接共有する機会は十分ではありませんでした。
また、クリエイターは制作技術を高めることに意識が向きやすい反面、技術力だけで継続的に仕事を獲得し、単価や事業規模を高めることは簡単ではありません。営業、価格設定、顧客との関係構築、チーム化、AI活用。こうした「制作以外の視点」を、実際に成果を上げている経営者から具体的な数字と実体験で学ぶ場をつくりたい。それが今回の狙いでした。
定員10名の少人数制。長岡ベンチャーメンバーは無料、紹介・招待者は3,000円で、講演を聞くだけで終わらせず「明日から実践する行動を一つ決めて帰る」ことをルールにしました。
単価は「時間」ではなく「相手の事業へのインパクト」で決まる。稼働時間からの時給計算だけで見積もるのではなく、お客様の売上向上・販管費削減・採用コスト削減のどこに、どれだけ効くのかを基準に対価を考える。この視点の転換が、参加者の中で一番大きな気づきになっていました。
居心地のよい顧客層にとどまらない。無料や低単価で頼まれやすい層だけでなく、予算を持つ経営者層へ一段上がってアプローチし、プレッシャーのある環境で結果を出すことが単価向上につながる、という話も具体的でした。
提案は「A案・B案+ウルトラC案」。要望どおりの案に加えて、潜在的な可能性まで踏み込んだ攻めの第3案を出すことで、受注率と提案の価値が大きく変わる。当社でも普段から意識している考え方ですが、改めて言語化していただきました。
後半は小川から、商談の文字起こしから絵コンテを自動生成する仕組みや、NotionとGmail、Googleドライブ、Claudeを連携させた議事録・提案書の自動作成フローを実演しました。AIで作業そのものが速くなるからこそ、最終的な着地の判断や、お客様の意図を汲み取る感性、出力を整えるためのデザインの基礎思考が、これからのクリエイターの価値になる。そんな結論で締めくくりました。
参加者からは「単価の問題を、価格設定だけの問題として捉えていた」「提案の幅を広げる具体的なやり方が分かった」といった声をいただき、月1回程度の定期的な勉強会・交流を続けていくことを決めました。
長岡ベンチャーは、当社が豊中ベンチャーの仕組みを引き継いで新潟県長岡市に立ち上げた、地元クリエイターのハブです。分野の異なるクリエイターがチームを組み、地域企業の課題を解決しています。勉強会は今後も継続して開催しますので、参加をご希望のクリエイター・経営者の方はお気軽にご連絡ください。